Looker Studioを使ってYouTube広告のレポートを自動化する(その1:レポートの新規作成・スコアカード・折れ線グラフ)の続きです。

曜日と時間の表示回数(ピポットテーブル)

次に作りたいのは、これ。「曜日と時間の表示回数」

「グラフを追加」から「ピポットテーブル」を選び「ヒートマップ付ピポットテーブル」をクリックです。

「行のディメンジョン」を「曜日」、「列のディメンジョン」を「時間」、「指標」を「表示回数」にします。

そして、グラフを横に伸ばして、一列あたりの幅を最大限に小さくして……。

時間と曜日の並びがおかしいので「並び替え」で「曜日」と「時間」をともに「昇順」にします。

…ぽくなったが、どこかおかしい。

曜日の順番が、「アルファベット順」になるのです。

なぜ。そこは、どうしてアルファベット順なのだ。
曜日番号というのがあるだろうに、なぜ。

そこにアルファベット順を求めたりはしないだろう……。とブツブツ言いながら、「曜日」「曜日番号」みたいなキーワードで調べていると以下のページにたどり着いた。

「計算フィールド」で「Weekday_DECIMAL」を追加して、それを「ディメンション」に追加して「Weekday_DECIMAL」順に並び替えます。

計算フィールドの追加

上でリンクしているページで説明されていますが、とりあえず、私が「Weekday_DECIMAL」を追加した手順を説明しますね。

「データソース」「Google広告」の横のペンアイコンをクリックします。

「フィールドの追加」をクリックします。

「フィールド名」に「Weekday_DECIMAL(任意)」、「計算式」に「WEEKDAY(日,’DEFAULT_DECIMAL’)」と入れます。
参考にしている記事では、「data」となっていますがそれだとエラーが出ました。私のデータでは「日」だったので、「日」に変えています。

行のディメンジョンにWeekday_DECIMALを追加して、順番を調える

行のディメンジョンに「Weekday_DECIMAL」を追加します。「曜日」の前になるようにします。

その後、並び替えで「Weekday_DECIMAL」を選びます。上の行のディメンジョンで「曜日」が前に来ていると一番優先とする並び替えの対象に「Weekday_DECIMAL」を選ぶことが出来ません。

あとは、グラフの各セルの幅などを調整して、下記のようになりました。

あとは、「Weekday_DECIMAL」を非表示にしたり、曜日が英語なのを日本語にしたりはしたいです。曜日が英語なのを日本語にするには、参考記事の「2工程目:数値から曜日へ置換」を参考にしたらよいのだろうなぁと思います。

上図のように「日本語曜日」という値を作って、「曜日」と差し替えました。

これで「曜日の数字」が出ている以外は思ったようなグラフになったかと思います。

Looker Studioを使ってYouTube広告のレポートを自動化する(その3:100%積み上げグラフ)に続く