LookerStudioを使って、GA4のレポートを作る(その2:GAUのユーザの概要で見えていた数値「ユーザー層」「システム」「モバイル」)の続きです。
「集客」
次にGAUの時に自分がなんとなく見ていたところと言えば「集客」の「参照元」かなぁと。昨今SNSとかからの流入もきになりますし「チャネル」なんかも含めてみます。
「集客」とテキストでラベルを作って、まずは「チャネル」を設定します。
「グラフを追加」>「表」を選びます。「ディメンジョン」を「セッションのデフォルトチャネルグループ」にします。「指標」は「アクティブユーザー数」「新規ユーザー」「セッション」「直帰率(作成)」「ページ/セッション(作成)」「平均エンゲージメント時間(作成)」と複数追加します。
「直帰率(作成)」「ページ/セッション(作成)」「平均エンゲージメント時間(作成)」については、「LookerStudioを使って、GA4のレポートを作る(その1:GAUのユーザの概要で見えていた数値「ユーザー」等)」という記事を参照してください。
「参照元/メディア」は「ディメンジョン」を「セッション参照元」にします。
「参照サイト」は「ディメンジョン」を「参照元URL」にします。GAUとは少し違いますが、もともとGAUがドメインしか表示してなかったので、私的にはこちらの方が知りたい情報です。
こんな風になります。
(追記 2023/3/8)「参照元URL」ですが、普通にGA4設定するだけでは存在しません。GA4側でカスタムディメンションを作成しておくことが必要でした。作ったことをすっかり忘れていて、どんな状況でも存在するのだと思い込んでいました!カスタムディメンションで「参照元URL」を追加する方法は、次の記事で紹介しました。)
「行動」
あとは、どのページが一番よく見られているか、の「行動」>「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」で見れる表も見ておきたいです。
「参照」と同様にテキストで見出しを作り、「サイトコンテンツ・すべてのページ」の表を作ります。
「グラフを追加する」>「表」をクリックします。
「ディメンジョン」は「ページタイトル」にし、「指標」は「ページビュー数」→「視聴回数」、
「ページ別訪問数」は「ページビューが1回以上の回数」ですので、「アクティブユーザー数」になるのかなと思いましたので、それにしました。
「平均ページ滞在時間」は「平均ページエンゲージメント時間」として、「ユーザーエンゲージメント/視聴回数」にしてみようかと思ったのですが、これまでの数値でも使っている「平均ユーザーエンゲージメント時間」を使用しました。
「閲覧開始数」はどうしても指標として作れなかったので、「ランディングページ」として、別の表を作ることにしました。
「直帰率」は上記でも説明している通り、自分で作成します。
「離脱率」も「離脱数は、あるページまたは画面における 1 回のセッション内で発生した、最後のイベントの回数です。離脱率は、あるページまたは画面で終了したセッションの割合です(離脱数 ÷ セッション数として計算されます)。」とあるので、計算できそうですが、最後のイベントというのがどうやったら再現できるかわからないので、あきらめました。ただ、下記のURLにも書いてある通りGA4の探求というところでは「離脱数」を指標として扱っています。こちらもLookerStudioでは提供されてない値ということで、いつか提供されてほしいなぁと思います。
「ページの価値」もどう出したらいいのかわからないので今後の課題に。
「行動」>「ランディングページ」
サイトの入り口になっているページは知りたいと思いますので、「ランディングページ」という形で示そうと思います。
「グラフの追加」>「表」で追加します。
「ディメンジョン」を「ページタイトル」、「指標」を「イベント数」にします。
その後、「フィルター」で「イベント名がfirst_visitのもの」で絞り込みます。
細かな修正をしていこうと思います。
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